ヤムチャとブルマの終わり方

久々のベジブル考察シリーズ✨

掲題のとおり、ヤムチャのブルマの終わり方・・というか、ヤムブルベジの三角関係の件はかなりしっかり考えて馴れ初めを考えたので、詳細をいろいろ綴っていきます。

私のベジブル馴れ初め「暁の向こう側」を読んでくださった方はご存じかと思いますが、

あいのすけはアニオリのベジブル馴れ初めのくだりを、一切無視しています。

アニオリでは、無茶な修行をするベジータをブルマが気にかけ介抱し、それを見たヤムチャが複雑な心境になる描写がありました。

ヤムチャは、ブルマとベジータが少しずつ惹かれあっていることに気づき始め、(明確な描写はありませんが)己は身を引くような表現があった気がします←ちょっとうろ覚え

一方で私は、ベジブルとは全く関係なく、ヤムチャとブルマの関係を終わらせるストーリーにしました。

ヤムチャは、ブルマとベジータが良い仲になりつつあることを知らない、というか、この時点では二人はまだそういう関係ではないし、ベジータが無茶な修行をしてケガを負うこともブルマが介抱することもほぼない設定で話を進めています。

アニオリとは言えど一応公式なベジブル馴れ初めストーリーをばっさりぶった切ったのは、明確な理由があります。

それはこのシーン↓

ドラゴンボール完全版23巻 337話より引用

悟飯が「結婚したんですね!ヤムチャさんと」と発言したのに対し、

ヤムチャは「・・・オレの子じゃねーの・・・・・・」と、”ムスッ”という効果音付きで回答しています。

表情も、その事態が明らかに気に入らない様子。

これが、私がアニオリを正史と考えなかった根拠です。

・・・だってもし、「ヤムチャはベジブル成立をなんとなく予感していて別れた」ならば、この対応はさすがに大人げない💦

離別から数年たって久々に出会った元カノが、当時惹かれつつあった男性と無事に良い関係を紡ぎ、かわいい子どもまで授かって幸せそうにしている。

その光景は、元カレとして内心ちょっと寂しかったとしても、オトナの男なら祝福すべきことだと思うのです。

なのに、まだ幼い悟飯ちゃんのあどけない質問に対して、明らかに不機嫌な表情で対応したら、

「オイオイ、ベジータとブルマが仲良しになるのは分かってたことじゃん!だから自ら身を引いたんでしょ?今更、何をふてくされてるの?」って思ってしまいます。

ヤムチャはそんなにガキではないと思うのです。

つまり、彼の反応からは、

 ヤムチャは今の今まで、ブルマがベジータと良い仲になることは微塵も想像していなかった

ことが予想できるのかな、と。

二人が別れた理由は決してベジータではなく、他の理由だったのだと思います。

私はその「他の理由」を、自由気ままに生きたいヤムチャとのすれ違いと考えて創作を綴りましたが、ここは根拠はないです。

ただ、二人らしい価値観、且つ、別れた後も友人としていい関係を続けていける別れ方のパターンの1つとして、個人的には気に入っています。


以下は完全に私の妄想です✨

あの日ヤムチャは北の都で待ち合わせ場所で待機しているとき、遠くから近づいてくるブルマの気を感じて、

「別れてから会うのは今日が初めてだな・・少し緊張するな。アイツは前と変わらず元気にしてるかな」

なんて、過去のブルマを思い起こしていたんじゃないかな、と思います。

しかし会ってみると・・・過去のブルマとは一転、なんと赤ん坊を連れているという大変化!!

男女の別れは、「男は一本道・女は曲がり角」とはよく言ったもので、

過去を引きずることなく新しい人生を歩む元カノ=ブルマを見て、ヤムチャはカルチャーショックを受けているかもしれません。

しかも、新しい出会いがあって一般男性と結婚したならまだしも、相手はあの極悪非道なベジータ・・!

女ってやっぱり怖えぇぇぇ!!と内心叫ぶヤムチャが目に浮かびます(笑)

で、気持ちの整理がつかないまま悟空たちが合流してしまったため、悟飯ちゃんのイタイ質問に大人の返しができず、つい本音が出てしまったのかな、と私は思っています。

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