久しぶりの投稿になっちゃいました💦
お仕事でバタバタ&一家でインフルエンザに罹患するなど3月後半はひどい日々でした😭💦
4月から日常が戻ってきて、筆をおいていた創作にも再度着手できつつあります!
↑昨日ペン入れしていたシーン。こういうギャグっぽいシーンを挟むのが好き💕
さあ、オレは何をしているんでしょうね!??🤗4月中旬には完成作品を公開できるよう、がんばります✨✨
DB登場人物のキャラクター像についてちょっと思うことがあったので記載。
先日、DB超にて悟空がパンを忘れるシーンがあって世間から大ブーイングを受けました。
ここから見えてくるのは、悟空というキャラクター像の扱い方の難しさです。
鳥山先生、とよたろう先生、編集部の何らかの思惑があってこそのシーンでしょうが、悟空が他人に興味がなくてアホなキャラに見えてしまう表現方法には、「うーん・・・」と言わざるを得ない気持ちもあります。もうちょっとスマートな表現があったんじゃないのかな・・・😓。
ただ、悟空はイイやつですが、そもそも家族という存在に無関心なのだろうとは私も思います。所属意識が無いんですよね。これは常識人には、かなり馴染みづらい特性だと感じます。
特に日本は、「〇〇一族の家系」、「〇〇会社の社員」など、団体の中に個人がいるという捉え方=所属意識が強い民族です。身内には優しいとか、(ちょっと古い価値観ですが)社員は家族という意識を持つ経営者が一定数います。
悟空は、自分は祖父とか、孫だからパンがかわいい、等の所属や血のつながりに起因した感情はかなり薄いはず。
彼は、家族内の役割や関係性の中で生きる人ではないのです。
だからこそ悟空は作中でアイデンティティを軽々しく覆します。
彼は、カメハウスにラディッツが襲来して悟空の出自を語ったときは「オラはここ(地球)で育った孫悟空だ」と言って(自分がサイヤ人だなんて関係ないという態度で)兄を追い返そうとしますが、ナメック星でベジータが殺されたときは「オラは地球育ちのサイヤ人だ」と言うのです。
おいおい、場面が違うとはいえ、言ってること全然ちがうじゃん!!( ゚Д゚) とツッコミたくなるわけです。
ちなみに、ベジータは所属をものすごーく気にする人です。「サイヤ人の王子」にものすごい拘りとプライドを持っていますから。
ですから、天下一武道会でトランクスが悟天に勝った時も、「血統が良かった」と言って親バカっぷりを露呈します。
彼は「オレが稽古をつけたトランクスが勝ったから嬉しい」のではなく、「オレの血を引いた息子が勝ったから嬉しい」のです。
パンを忘れた悟空に対してベジータが「サイテーだぞ!孫だろ!」とツッコミを入れていますが、これはベジータが改心して家族思いになったから生まれるセリフではなく、鳥山先生時代のベジータ本来の特性として、このセリフを述べる役割は十分に納得できると思います。
もちろん悟空にとって、チチや悟飯は大切な家族であることは揺るぎない事実でしょう。
しかしそれは、家族だから大事なのではなくて、一緒にいる時間が長いから愛情を持って接しているのだと思います。
※一緒に生活するシーンがあまり描かれていない悟天との関わりは分からないので割愛しています。
逆に言えば、家族ではないけどクリリンは悟空にとって大切な仲間であり唯一無二の友人です。若い時代に8か月もの間、亀仙人のもとで、苦楽を共にしながら一緒に過ごした期間があったからでしょう。
悟空がサイヤ人になるきっかけを与えたクリリンの死。
あのシーン、なぜ殺されたのは悟飯ではなくクリリンだったのでしょうか。少年誌的に、幼い悟飯を殺す展開にはできなかった・・だけかもしれませんが・・・
もしかしたら「血のつながった息子が殺されたからキレて覚醒した」という見方を読者にされたくないためにクリリンを殺すことにした、という先生の判断かもしれません。
あくまで私の場合ですが、キャラクターの取り扱い難易度と所属意識の濃淡は、相関関係にあると感じています。自身が考える所属意識をざっくり順位付けをしてみました。
↑所属意識が濃い
・ベジータ
・天津飯、ピッコロ
・クリリン
・ブルマ
・ヤムチャ
・悟空
↓所属意識が薄い
所属意識の濃淡は、「その意識が起因してキャラクターの”行動”に影響を与えているか」で判別しています。
・ベジータの所属意識については前述の通り。
・天津飯は、初期では鶴仙流という流派に捉われ、同じ流派の先輩である桃白白を倒すことをためらいます。ピッコロは魔族として世界征服する旨の発言や、(ネイルと融合した故ですが)ナメック星人として最長老様を敬う発言をします。
・クリリンはこれと言って所属に関する発言はありませんが、初期から一貫して常識人の立ち位置(=読者目線)で描かれていますから、一般的な日本人相応の価値観を想定したキャラクターだと仮定しました。
・ブルマは、CCの娘で家がお金持ち設定なことはストーリー上で強調されていますが、自ら所属をひけらかすことはありません。ナメック星人を招き入れる時に自宅が広いことをアピールしていますが、そこに嫌味がないのはそのためかもしれません。
未来世界でブルマがベジータと結婚していないこと、その設定を作中でわざわざトランクスに言わせているのも、自分の幸せと婚姻関係の有無を結びつけないブルマのキャラクター性を表すためだと、私は考えています。(もし現代編でベジータとブルマが結婚しているなら、所属にこだわるベジータからプロポーズしてブルマがそれに応じたものと思います)
・ここにきて、実は扱いが難しいもう一人のキャラクター、ヤムチャ・・・!
マジュニア戦があった天下一武道会の時に、ブルマをおいて修行の旅に出かけていて、ブルマに恨み節に言われるシーンがありました。
ヤムチャは意外にもブルマ以上に自由人で、誰にも縛られずに気ままに生きるキャラクターとして描かれています。かっこいいのに最終回の晩年まで、ブルマ以降の特定の女性とお付き合いしている描写がなかったのは、自由な彼の生きざまを裏付けていると思います(結婚させたかったら最終回にサラっとその設定がぶち込まれると思うし)
・悟空の所属意識の無さも前述のとおりです。
長々と書きましたが、個人的にはクリリンから上は比較的描きやすく、ブルマから下は扱いがかなり難しいと感じています。
彼らは、二次創作の描き手によってキャラクター性が大きく変わるメンツな印象です。
先日、web拍手に素敵なメッセージをいただきました✨✨レスが遅くなりすみません💦
🌟3/18にメッセージをくれた方
検索からご訪問くださったとのこと、ありがとうございます!作品も色々読んでくださったようでありがたいです🙇♀️。ベジブルの距離感や甘さ加減は自分なりにこだわって表現しているので、そこがピッタリハマったならすごく嬉しいです。馴初め話はまだ先が長いですが、マイペースに更新してゆくので、ぜひまたサイトに遊びに来てくださいね💕
では、また✨✨