イラストや漫画を描く時、私はネット画像や書籍、ポージングアプリなど、いつも何らかお手本を見て描いています。
・・・・だって、お手本が無いと全然描けないんですもの・・・しくしく( ;∀;)
今回は、特に役立つ書籍をご紹介したいと思います。
あいのすけはKindleUnlimitedに加入しているため、これら以外にも参考になりそうな本がKindle対象に入っていたら迷わずレンタルしていますが、
本の公開期限が終了すると当然見られなくなってしまうため、いい本は基本は買うようにしています。
①人体の基本構造を押さえる本
超伝統的&有名すぎて、もはや説明は不要でしょ!な2冊。
歴史の授業で言えば、『やさしい人物画』は教科書で、スカルプターは資料集という位置づけでしょうか。
古典的図書はやはりすごくて、時間に余裕があって毎日ルーミスを描いていた時は、
何も見なくても人物のデッサンがバチっと決まりました。(仕事始めたら毎日描けなくて元の木阿弥になってしまいましたが・・・)
ただ、デッサンが決まっても細かい筋肉や四肢の凹凸がテキトーだとかっこいいベジータは描けませんので、それらの知識を補うためにスカルプターを使用しています。
様々な角度から人体を見たときや、体を動かしたときに、外側から見てどの筋肉がどのように見えるのかを事細かに図解してくれています。
人体に等高線を引いているイメージです。
②セクシーなお姉ちゃんをイラストテイストに描く本
①の図書たちで補えない部分を助けてくれるのがこの本。
特にスカルプタは、多くの写真例が男性の筋肉であり、しなやかな女性を描くには情報が少し足りないのです。
ま、仕方ないですよね。解剖学的な観点から骨や筋肉を説明するなら、がっつり筋肉がついた男性を例にとって説明した方が、読者にはわかりやすいでしょうから。
このセクシーキャラ本の素晴らしいところは、とにかくサンプルイラスト数が多い!
部位別に章立てされており、女性の魅力をいかんなくイラストに落とし込んだ例が多数あります。
現実の女性の体よりも若干胸やおしりが大きかったり、男性向けな描写がありますが、セクシーなブルマさんを描きたい私にはちょうどよいエロス具合です。
※エロスと言っても健康的なエロスです(;・∀・)
③カラーイラストを美しく仕上げるための本
塗りの技術も大切ですが、選択する色合いも同じくらい大切だと思います。
私はここぞ!というイラストを描く時は、必ず配色図鑑を使っています。
例えば再録本『Baggage』の表紙は宝石カラーを参考にしたのですが、
フォロワーさんからまさに配色を褒めていただいたこともあり・・・やはりプロの力に頼るって大切だと思いました。
完成イラストのイメージに近いテーマを本から選び、そこで紹介されているカラーを組み合わせて使用していきます。
ベジブルの髪の色は変えられないけど、洋服や背景は自由にできますので、そこに配色カラーを載せていきます。
色はRGB、CMYKで表記されていますので、クリスタの色選択にて数値を設定すれば、本とまったく同じ色を再現できるのでお手頃です。
この本は本当におすすめ。買って損はないと思います。
おまけとして、デジタルでのカラーイラストのいろはを抑えたいなら下記の本が良いかと。
イラストレーターの方が講師をしているだけあってレイヤー設定が細かすぎるのが初心者殺しですが、様々なテクニックの参考図書にはなると思います。
以上です!